プロジェクト解析モジュール(Project Analysis Module)

プロジェクト解析モジュールを使用すると、さまざまな刺激の影響をすばやく把握でき、高度な分析とレポート作成に使用できます。 FaceReaderの新バージョンでは、刺激源としての画像も使用できるようになりました。

バージョン8.1 では、さまざまなビデオ刺激に対する反応を1つの視点で比較し、刺激の効果をより迅速に把握することができます。

刺激とマーカー

サウンドや画像の有無にかかわらずビデオを簡単に追加できます。マーカー機能を使用して、刺激やイベントをコーディングして選択するだけです。

  • イベントマーカー…テスト参加者が気を散らしたり、食べたり、話すときなど、イベントマーカーを指定します。
  • 刺激…一定の持続時間で刺激を指定します。 ビデオやコマーシャルなどの刺激には、一定の持続時間を指定でき、ビデオファイル内の刺激の開始時間を指定することができます。

刺激の開始またはイベントの開始/停止は、キー(任意の文字または数字)によってトリガーされます。 簡単なリファレンスとして、すべてのマーカーと刺激がタイムラインで視覚化されます。

独立変数

教育レベルや以前の知識レベルなどの独立変数を追加してグループを作成。作成したグループ間で結果を比較することもできます。

分析

プロジェクト解析モジュールには、さまざまな分析とレポートが用意されています。

  • 時間的分析ーこの分析は、単一の刺激に対するグループ応答に基づいています。 グループの平均的な反応は、刺激ビデオ・参加者のビデオ、絶対的・相対的な平均表現、覚醒および価数の線図によって並べて見ることができます。 結果は円グラフとして表示することも可能。 刺激にオーディオが含まれている場合は、結果を確認するときにもこれを聞くことができます。
  • 数値解析ー刺激やイベントマーカーに対する反応の平均と標準偏差は、表、棒グラフ、ボックス・プロットで表示。すべてのグラフをプレゼンテーションの目的で画像として保存することができます。